雪おこしの雷
初冬の日本海側では、雪おこしの雷が突然鳴る時があります。
今朝(11月27日)6時頃、突然「ド~ン」と雷が鳴りました。
雪おこしの雷は、夏の雷鳴と違い地表に近いのか、家自体が揺れることがあります。
今朝の雷鳴も、窓ガラスがビリビリと響いていました。
寝起きの頃だったので、突然の大音響にビックリしてしまいました。
ここ数日、寒気が入り込んで、今日の日本海は大気が非常に不安定な状態の1日となりました。
南の空には太陽と青空、北の空には黒い雨雲、西の空には低空の灰色の雲。
東の山々は灰色の雪雲に覆われて見えなくなっていました。西の山々は雨が降っているのだろうか、ぼんやりと滲んでいました。
風が強いので、雲脚は早く、霰(あられ)や雨が降ってきたと思ったら、日差しが届き、クッキリと色があざやかな虹が架かる。そうかと思えば雷鳴がして霰(あられ)が降り、雨になり、虹が架かる。コロコロと天気は変わっていきました。
気温は10度しか上がらず、風も強く、寒かったです。
でも、良いこともありました。
今日1日で、鮮やかな虹を2度も目にすることができました。
初冬の青空と灰色の雲が、目まぐるしく変わる中
突然、光り輝く鮮やかな七色の虹に出会うと、なんとなく幸せな気分になりました。
今夜は、ちょっと幸せな気分で眠れそうです。